中国・ロシアのタッグはマジウザい!単独では力不足と悟った大国の焦りとは?

最近、中国・ロシア タッグによる軍事行動が日本周辺で活発化しています。

特に注目を集めたのが、両国の爆撃機が東京方面へ向かう「異例のルート」を共同飛行したニュースでした。

核も搭載可能な爆撃機を使った示威行動は、日本政府も「我が国に対する力の誇示」と明言しています。

なぜ今、中国とロシアはタッグを組んで日本を威嚇するのでしょうか?

その背景には、言葉での交渉では状況を変えられないと悟った大国の焦りが隠されているんです!

それでは早速本題に入りましょう !

目次

中国・ロシアのタッグはマジウザい!

中国・ロシア タッグによる日本周辺での軍事活動は、もはや無視できないレベルに達しています。

特に今回の共同飛行は、日本との外交交渉が思うように進まない中国が、言葉以外の手段で圧力をかけてきたと見ることができるんです。

結論から言えば、中国は単独では日本の意見を変えることができないと悟り、ロシアと組んで武力での威嚇に出たと考えられます。

日本政府との対話や交渉で成果が出ない状況に焦りを感じた中国が、「軍事的現実」を突きつけることで交渉環境を有利にしようとしているわけですね。

その根拠として、今回の共同飛行について中国国防省は「年次協力計画の一環」と説明しています。

しかし日本の防衛相は「我が国への明らかな示威行動」であり、安全保障上の重大な懸念と表現しました。

つまり建前は「定例訓練」でも、政治的には「日本に対する圧力・メッセージ」として受け止められているんです。

実は、中国には前例があります。

日本側との交渉や対話で思うような譲歩や政策変更を引き出せない場合、軍事活動のエスカレーションを”言葉以外の交渉手段”として使ってきたんですね。

接近飛行やADIZ(防空識別圏)付近での活動増加などがその例です。

そこへロシア機を絡めることで、「中国単独の問題ではなく、中露連携として相手をしろ」という格上げを狙っている可能性が高いわけです。

今回の飛行ルートも注目に値します。

報道によれば、日本近傍の空域で長時間の共同飛行を行い、一部は核搭載可能な爆撃機で構成されていました。

ロシアのTu-95と中国のH-6という組み合わせです。

ロシアのTu-95
中国のH-6

法的には国際空域であっても、あえて日本に近いルートを取り、しかも核運搬能力を持つ機種を組み合わせること自体が、「有事シナリオを想定した圧力」の色合いを強めているんですね。

興味深いのは、ロシアの立場です。

ロシア側にとっても、日本は対米同盟の要であり、中国との共同行動を通じて「日本を揺さぶる=米国同盟網全体への牽制」という意味を持ちます。

実際、今回の飛行は日本だけでなく韓国の防空識別圏にも影響を与えました。

ソウルもスクランブルを行っていることから、東アジア全体に対する示威という色彩も濃いわけです。

中国から見れば、ロシアと組むことで示威のインパクトを増幅し、「日本が中国単独ではなく中露”タッグ”を相手にしている」という心理的負担を作り出す狙いがあると考えられます。

単独では力不足と悟った大国の焦りとは?

中国・ロシア タッグの背景には、両国が抱える深刻な焦りが存在しています。

特に中国は、日本との外交交渉が思うように進まない現実に直面しているんです。

中国とロシアの「タッグ」は、軍事・外交・経済で互いの弱点を補い合う”必要に迫られた同盟”という側面が強く、どちらか一国だけでは米欧と真正面から張り合えないという焦りが底流にあります。

両国とも人口動態や経済構造、技術力などで米国や同盟ネットワークに単独では及ばないため、「一緒にやらないと勝負にならない」という認識が強まっているわけですね。

ただし、両国の発想は微妙に違います

中国は「長期的に米国を追い抜くための戦略的パートナー」としてロシアを必要としているんです。

一方、ロシアは「西側から締め出された結果、頼れる大国が中国しか残っていない」という消極的な選択色が濃いと言えます。

ここに、「単独では力不足と悟った大国の焦り」を読み取ることができるわけです。

具体的な相互補完を見ると、その実利的な側面が浮き彫りになります。

ロシアはエネルギー・軍事技術を提供し、中国は市場・資金・テクノロジー・外交支援を提供しているんですね。

ロシアは制裁で欧州市場を失った分、中国向けの原油・ガス輸出を急拡大させました。

中国は割安な資源を大量に買い叩く立場になったわけです。

両国とも国内の体制維持と「大国の威信」を最重要視しており、そこにこそ焦りが集約されています。

中国は成長鈍化と少子高齢化、技術制裁に直面しているんです。

「このままでは米国に追いつけないまま失速するのでは」という不安から、外に「敵」を作ることで国民統合を図りがちになっています。

日本に対する威嚇行動も、この文脈で理解できるわけですね。

ロシアの状況も似ています。

ウクライナ戦争で欧米との決定的な断絶が進み、「ヨーロッパに戻る」選択肢をほぼ失いました。

その結果、中国への依存度が跳ね上がったんです。

それでもプーチン氏は国内向けに「ロシアは誰の下にもつかない偉大な文明国家だ」と強調せざるを得ません。

この自己像と現実の”格下パートナー化”のギャップが、逆説的にナショナリズムを過激化させているわけです。

印象的なエピソードがあります。

2022年2月、北京五輪の開会式に合わせて行われた習近平氏とプーチン氏の首脳会談では、両国が「上限なきパートナーシップ」と呼ぶ文書に署名しました。

経済・軍事・外交の包括的な協力拡大をうたったんですね。

しかしその直後にロシアがウクライナに侵攻し、西側の制裁と国際的批判が強まると、中国側の公式文書や声明から「上限なき」という表現が目立って使われなくなったんです。

中国の王毅外相は、ロシアのウクライナ侵攻の後、(中略)中露関係について、「国際的な情勢がどのように険悪になろうとも、中露双方は戦略的な実力を保持し、新時代の全面的な戦略協力パートナーシップ関係を不断に前進させていく」と述べた

出典:東京大学大学院総合文化研究科教授 川島真

距離感を微妙に調整する様子が報じられています。

このエピソードは、「世界に向けて見せる”仲良しアピール”」と、「制裁や経済リスクを計算しつつ、さじ加減を変える冷徹な計算」という二重構造を象徴しています。

「タッグ」を組まなければやっていけない焦りと、組んだからこそ生まれるリスク計算が見事に表れているわけですね。

まとめ!

今回は、中国・ロシアのタッグは露骨に鼻につくこと、そして単独では力不足と悟った大国の焦りについてお伝えしてきました。

中国は日本との外交交渉が思うように進まず、言葉での正当な交渉では状況を変えられないと悟りました。

その結果、ロシアと組んで武力での威嚇に出たと考えられます。

中国・ロシア タッグは、両国が単独では米欧に対抗できないという焦りから生まれた”必要に迫られた同盟”なんです。

興味深いのは、この威嚇行動が逆に中国の弱さを露呈しているという点です。

もし本当に強大な国なら、単独で日本を説得できるはずですよね?

わざわざロシアを引っ張り出してくる必要はないわけです。

まるで一人では喧嘩に勝てない子供が、友達を連れてきて「二人がかりなら勝てるぞ」と虚勢を張っているようなものです。

さらに皮肉なのは、このタッグ自体が非対称で脆いという点ですね。

経済規模・技術・外交ネットワークのどれをとっても中国が優位で、ロシアは一方的に中国に依存しています。

つまり中国は「弱いパートナー」を連れてきて威嚇しているわけで、これが本当に効果的な戦略なのか疑問が残ります。

日本としては、この中国・ロシア タッグの本質を冷静に見極める必要があります。

表面的な威嚇に惑わされず、両国が抱える焦りと弱点を理解した上で、毅然とした外交姿勢を貫くことが重要ですね!

それでは、ありがとうございました!

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