中国・ロシアは大したことない?実はそこまで強くない2国・弱さの表れを解説!

中国・ロシアは大したことないのではないか、という声が国際社会で高まっています。

表向きは「大国タッグ」を演出する両国ですが、実際には経済・軍事・外交の各面で深刻な弱体化が進行中です。

2025年12月の爆撃機共同飛行は、まさにその「弱さの表れ」を象徴する出来事でした。

本記事では、数字とエピソードから浮かび上がる両国の実態を徹底解説します。

「見た目は大国、中身は中小国」という皮肉な現実を、一緒に見ていきたいと思います。

それでは早速本題に入りましょう !

目次

中国・ロシアは大したことない?

中国・ロシアは大したことないという見方が、最近の共同軍事行動から浮き彫りになっています。

2025年12月9日、両国の核搭載可能爆撃機が東シナ海から四国沖まで共同飛行を実施しました。

結論から言えば、この共同飛行は「強さ」ではなく「弱さ」の証明でした。

中国が単独で日本を外交的に動かせないため、ロシアを「借りて」軍事プレッシャーを増幅させる構図が明らかになったのです。

小泉進次郎さん防衛相は「我が国に対する力の誇示」と明言し、安全保障上の重大懸念として両国に抗議しました。

しかし、この「力の誇示」こそが逆説的に2国の限界を露呈しています。

中国は尖閣や台湾問題で日本を言葉だけでは説得できず、ロシアという「助っ人」を必要としているわけです。

興味深いエピソードとして、2024年5月の習近平国家主席の欧州訪問があります。

フランスのマクロン大統領が「中国はロシアと距離を置け」と公然と提言したのです。

中国は反論したものの、共同声明ではかつて表明した「上限なきパートナーシップ」という表現を避け、穏健な表現にシフトしました。

ウォール・ストリート・ジャーナルはこれを「トランプ再選警戒の現実主義的動き」と分析的に報じ、経済優先の弱腰姿勢を象徴する出来事として注目されています。

実はそこまで強くない2国

実はそこまで強くない2国である中国とロシアの実態を、経済と軍事の数字から見ていきましょう

表向きの「大国」イメージとは裏腹に、両国とも深刻な構造的問題を抱えています

経済面では、ロシアの2025年GDP成長率はIMFが0.6%と予測し、世界銀行も0.9%に下方修正しました。

ウクライナ戦争の制裁で欧州市場を失い、中国依存の原油輸出に頼るしかない状況です。

内需は低迷し、財政赤字が深刻化しています。

中国も決して安泰ではありません

不動産バブル崩壊と少子高齢化で4.1%成長予測にとどまり、債務残高はGDP比300%超の「債務の罠」に陥っています。

先行きの中国経済を展望すると(中略)2026年も、輸出の減少などにより景気がさらに減速する見通しである。2025年の中国の実質GDP成長率は+4.9%、2026年は+4.1%と予測した。

出典:HRIテーマレポート

若年失業率は20%を超え、社会不安を煽る要因となっているのです。

軍事面でも虚勢が目立ちます

ロシア軍はウクライナで消耗し、2025年GDP比軍事費は7%超でも装備の老朽化と人的損失が深刻化しています。

徴兵拒否や脱走が社会問題化しているほどです。

中国は空母3隻を保有していますが、エンジン技術の未熟さで遠洋展開に不安定さが残ります。

台湾有事シミュレーションでは米軍に劣勢との米シンクタンク分析が多数報告されています。

さらに注目すべきは、ロシアのGDPが世界11位(2兆ドル)でスペインに抜かれたという事実です。

2025年貿易の40%が中国で、人民元決済強要による主権喪失感がプーチン政権の不安定要因となっているのです。

中国・ロシアの弱さの表れを解説

中国とロシアの弱さの表れは、両国の関係性そのものに最も顕著に現れています。

2022年北京五輪時の共同声明で「上限なきパートナーシップ」を宣言した両国ですが、その後の展開は興味深いものでした。

ロシアのウクライナ侵攻で西側制裁が激化すると、中国外務省や習近平さんの公式記録からこの“上限なき” というフレーズが急速に消えたのです。

「戦略的パートナーシップ」へとトーンダウンし、経済リスク回避のための距離調整が始まりました。

この変化が示すのは、互いに軍事技術・市場・外交支援の「利用価値」だけが接着剤となっている関係性です。

強固な同盟とは程遠い、バランスの綱渡り関係と言えるでしょう。

ロシアは中国依存の「属国化」が加速し、中国もロシアの軍事技術頼みが減って「使い捨てパートナー」化が進んでいます。

外交面でも孤立が深刻化しています。

両国ともBRICS拡大を喧伝していますが、実質的にインドやブラジルは中立寄りで「反西側ブロック」化していません。

ロシアはアフリカ・アジアで影響力が低下し、中国は一帯一路の債務トラップで途上国から反発を受けています

両国は「反西側タッグ」を国内外にアピールしていますが、共同飛行のような「見せかけの結束」でプライドを保とうとする姿が目立つのです。

非対称依存が内部矛盾を生み、盤石さを欠く「弱さの表れ」として、日本は冷静な監視と日米連携で対処を続けています。

まとめ!

今回は、中国とロシアは本当は大したことがないのか、実はそこまで強くない2国の弱さの表れについてお伝えしてきました。

中国とロシアは大したことないという見方は、共同軍事行動が単独外交力不足の証明であることから裏付けられます。

経済面では両国とも成長率低迷と債務問題に苦しみ、軍事面でも装備老朽化や技術的限界が露呈しています。

「”上限なき”パートナーシップ」のトーンダウンは、利用価値だけで結ばれた不安定な関係性を象徴しているのです。

興味深いのは、両国が「大国プライド」を守るために共同行動を取るほど、逆に個別の弱さが浮き彫りになるという皮肉な構図です。

まるで「二人で肩を組まないと立っていられない」状態とも言えるでしょう。

ロシアの中国属国化と中国のロシア使い捨て感という非対称依存は、今後さらなる亀裂を生む可能性があります。

日本としては、この「見た目大国、中身中小国」という不安定な2国の現状と実態を冷静に分析し、日米連携を軸とした対応を継続することが重要です。

両国の共同行動に過度に反応せず、数字とエピソードに基づいた現実的な評価を続けていくことが求められています。

それでは、ありがとうございました!

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