人気K-POPグループ「aespa」のメンバーであるニンニンさん。
そんなニンニンさんですが、過去に投稿したキノコ雲型ランプの写真が紅白歌合戦出場発表後に再び注目を集め、大きな論争となっています。
しかし、ニンニンさんには本当に悪気があったのでしょうか？
文化的背景や意図を考えると、確信犯ではなく無知による過失だった可能性が高いと考えられます。
そこで今回のこの記事では、
- ニンニンさんは悪気ないのに批判されているのか
- 確信犯でないなら糾弾ではなく理解と対話が必要ではないか
主にこの2つに迫っていきます。
リサーチしてみたら、ニンニンさんの行為は文化的ギャップによる無知が原因であり、対話による相互理解こそが必要だとわかったので、ぜひ最後まで読んでいってください！
それでは、早速本題に入っていきましょう！
ニンニンは悪気ないのに？
ニンニンさんのキノコ雲型ランプ投稿が大きな論争を呼んでいますが、本当に悪意があったのでしょうか？
実は、この投稿には悪気がなかった可能性が非常に高いのです。
結論から言えば、ニンニンさんには悪気がなかったと考えられます。
NHKも事務所に確認した上で「原爆被害を軽視・揶揄する意図なし」と判断し、紅白歌合戦への出場継続を明言しました。
事務所側も「悪意なし」を強調しており、確信犯的な行為ではなかったことが明らかになっています。
NHKの山名啓雄メディア総局長は「先日公表させていただいたみなさんに、出演していただけるんだろうと思っている」と見解を述べた。
出典：Smart FLASH
なぜ悪気がなかったと言えるのか、その根拠を見ていきましょう。
まず、ニンニンさんは中国出身であり、原爆のキノコ雲が日本で特別な悲劇の象徴であることを知らなかった可能性が高いのです。
韓国や中国では、こうした爆発デザインがインテリアとしてトレンドになっており、政治的意味を意図しないケースが多いという文化的背景があります。
実際、問題となったランプは「Nuclear Explosion Mushroom Cloud Lamp」という名称でAmazonなどで市販されている商品でした。
点灯時にオレンジ色の光が爆発のように広がるデザインで、韓国通販サイトでは「広島」「核爆発」といったタグが付けられていたものの、ニンニンさんがそれを認識していたかは不明です。
ニンニンさんは2022年にファンアプリBubbleで「可愛いライトを買ったよ～どう？」と共有しており、当時はほとんど問題視されませんでした。
さらに興味深いのは、ニンニンさんの他の投稿を見ると、日常的なインテリア共有が多く、純粋に趣味として可愛いと思ったものをシェアしていたと考えられる点です。
中国人のニンニンさんにとって、キノコ雲は単なる「クールな爆発デザイン」であり、日本における歴史的・感情的な重みを理解していなかった可能性が高いでしょう。
K-POPアイドルは多国籍で構成されており、それぞれの文化的背景が異なることを考慮する必要があります。
確信犯でないなら糾弾ではなく理解と対話を！
ニンニンさんの行為が悪気のない無知によるものだとしたら、私たちはどう対応すべきなのでしょう？
署名が11万筆を超え、大きな批判の声が上がっていますが、果たして糾弾することが正しい対応なのでしょうか？
もしあなたに子供や孫がいて、無知が理由でキノコ雲を「かわいい」と表現していたら、あなたはどう対応するでしょう？
おそらく、罰したり非難したりすることをせずに、歴史的な背景を伝えながら理解を促すのではないでしょうか。
原爆についての知識を深めてもらうことで、安易な発言を避けるよう導こうとすると思います。
確信犯でない場合、必要なのは糾弾ではなく理解と対話です。
広島生まれ育ちのジャーナリスト松谷創一郎さんは、
「若者の無知に基づく一過性の過失を、国籍や政治的立場と結びつけて糾弾する風潮が、あたかも正義の名のもとに繰り返されている現状には、深い憂慮を禁じ得ません」
と述べています。
この意見に強く同意します。
松谷さんは親族を原爆で失った立場から、「原爆は、だれかを排除したり、断罪したりするための道具では決してありません」と訴えています。
過ちに対して必要なのは、糾弾ではなく理解と対話であり、歴史的背景を知らずに行われた行為を、あたかも確信犯であるかのように扱い、そこに排外的な感情を重ねることはあってはならないのです。
過去の類似事例を見てみましょう。
2018年のBTSさんの原爆Tシャツ問題では、原爆写真入りで「笑い」の意図が疑われ出演取り消しとなりました。
しかし、この時も被団協は極めて冷静な姿勢で理解と知識の共有を求めていたのです。
被爆者の中には当時日本人とされていた4万人の朝鮮人や、華僑や中国からの留学生なども含まれていたという歴史的事実を踏まえれば、この種の炎上がいかに本末転倒であるかは明白でしょう。
ニンニンさんの場合、BTSさんのケースとは異なり、市販品を「可愛い」と表現しただけで意図が不明瞭です。
過去に北京五輪中国金メダル祝賀投稿で韓国ファンから批判を受けた際も、即座に削除して収束しています。
これらの事実から、ニンニンさんは批判を受ければ対応する姿勢を持っていることがわかります。
無知が原因で悪気なく引き起こしてしまった今回のようなトラブルは、対話をし、学んでもらい、理解を深めた上で必要に応じて適した言葉で過ちを反省してもらう、それだけで十分なのではないでしょうか。
そして、このような出来事をきっかけに、世の中の少なからずの人たちが新たな気付きや学びを得られる機会となれば良いのです。
興味深いのは、日本のネット民が「悪気ない無神経さ」と指摘する一方で、韓国ファンは「過剰反応、キャンセルカルチャー」と擁護している点です。
この対立構造こそが、文化的ギャップと相互理解の欠如を象徴していると言えるでしょう。
2025年は戦後80年という節目であり、広島・長崎出身の司会者（有吉弘行さん、綾瀬はるかさん）が紅白を担当することもあって、タイミングの悪さが炎上を加速させた側面もあります。
まとめ！
今回は、ニンニンさんは悪気ないのに世間は叩き過ぎではないのか、確信犯でないなら糾弾ではなく理解と対話を推奨することについてお伝えしてきました。
ニンニンさんには悪気がなく、文化的ギャップによる無知が原因だった可能性が高いことがわかりました。
NHKも事務所も「悪意なし」と判断しており、確信犯的な行為ではなかったのです。
確信犯でない場合、必要なのは糾弾ではなく理解と対話です。
広島で親族を原爆で失った松谷創一郎さんも、排外的な感情を重ねた糾弾ではなく、理解と知識の共有を求めています。
今回の出来事は、グローバル化が進む現代社会において、文化的背景の違いをどう乗り越えていくかという重要な問いを投げかけています。
一方的な批判や排除ではなく、対話を通じた相互理解こそが、真の意味での平和教育につながるのではないでしょうか。
ニンニンさんには日本の歴史的背景を学んでいただき、私たち日本人も多様な文化的視点を理解する姿勢を持つことで、この出来事が双方にとって学びの機会となることを願いたいですね。
それでは、ありがとうございました！
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