キングカズの名前の由来は?なぜキングと呼ばれるのか・納得の伝説の数々を解説!

日本サッカー界のレジェンド、三浦知良さん。

そんな三浦知良さんは「キングカズ」という愛称で親しまれていますが、なぜ「キング」と呼ばれるようになったのか気になりますよね。

キングカズの名前の由来について詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回のこの記事では、

  • キングカズの名前の由来
  • 三浦知良さんがなぜキングと呼ばれるのか
  • キングカズの納得の伝説エピソード

主にこの3つに迫っていきます。

リサーチしてみたら、海外メディアが名付けた愛称を本人が気に入って自ら広めたという驚きの事実が判明したので、ぜひ最後まで読んでいってください!

それでは、早速本題に入っていきましょう!

目次

キングカズの名前の由来は?

三浦知良さんの愛称「キングカズ」ですが、どのような由来があるのでしょうか。

実は「カズ」と「キング」、それぞれに興味深い成り立ちがあります。

「カズ」は本名「知良(Kazuyoshi)」から来た愛称で、幼少期から使われていました。

母方の祖父が付けた珍しい読み方が基盤となっています。

一方「キング」の由来は、1993年W杯アジア最終予選での出来事に遡ります。

カタール・ドーハでの北朝鮮戦で2得点を挙げた三浦さんに対し、カタール新聞「ガルフ・タイムズ」の英国人記者が「KING KAZU」と大見出しで報じたのが起源なのです。

この記者は、三浦さんがサッカーの神様ペレさん(キングの愛称)の古巣サントスFCでプロデビューしたキャリアに着目していました。

つまり「ペレのようなキングになれる逸材」という意味を込めて名付けられたわけですね。

こうして「カズ」と「キング」が組み合わさり、「キングカズ」という愛称が誕生したのです。

三浦知良はなぜキングと呼ばれるのか

海外メディアが名付けた「キング」という愛称ですが、なぜ日本でも定着したのでしょうか。

実はその背景には、三浦さん本人の行動が大きく関わっています。

三浦さん自身がこの見出しに感銘を受け、自ら「キング」を名乗り始めたのです。

1994年には写真集のタイトルにも採用しました。

その後、1996年にJリーグ得点王を獲得したことで、日本のメディアも「キングカズ」という呼び名を追従するようになります。

こうして日本全国に「キング」という愛称が広まっていったわけですね。

興味深いのは、2019年のトークショーで三浦さんがこの由来を明かした際、元日本代表の前園真聖さんが「知らなかった」と驚いたエピソードです。

日刊スポーツの報道によれば、三浦さん本人が「それから、自分で言うようになりましたね(笑い)」と語っています。

カズの愛称「キング」由来に前園氏「知らなかった」

出典:日刊スポーツ

つまり海外メディアが付けた愛称を、本人が気に入って積極的に広めたという、他のスポーツ選手にはあまり見られないユニークなストーリーなのです!

キングカズ 納得の伝説の数々

「キング」という愛称にふさわしい、三浦知良さんの伝説的なエピソードをご紹介します。

これらの実績があったからこそ、「キング」という称号が定着したのです。

まず挙げられるのが、1988年ブラジルでのジャイアントキリングです。

キンゼ・デ・ジャウーに所属していた三浦さんは、格上の人気チームSCコリンチャンスを3-2で破り、日本人初のリーグ戦ゴールを決めました。

この試合はブラジル全土でテレビ中継され、三浦さんの名前が一気に広がったのです。

次に、サントスFC時代のペレさんとの出会いも重要なエピソードでしょう。

サッカーの神様から「頑張れ」と直接激励を受けたことは、挫折続きだった海外挑戦を支える精神的支柱となりました。

Forbes JAPANの記事では、「ペレのエールが支え」として、三浦さんの挫折克服エピソードが詳しく紹介されています。

そして前述の1993年カタール戦での2得点です。

この活躍が「KING KAZU」という見出しを生み、現在まで続く愛称の起源となりました。

日刊スポーツの一次ソースでは、三浦さん本人の証言として「一夜明けた新聞『ガルフ・タイムズ』には『KING KAZU』の大見出し」と記録されています。

これらの伝説的なエピソードが積み重なり、「キング」という愛称が単なるニックネームではなく、実績に裏打ちされた称号として認識されるようになったのです!

まとめ!

今回は、三浦知良さんの “キングカズ” というニックネームの由来はなにか、なぜキングと呼ばれるのか、その経緯と納得の伝説の数々についてお伝えしてきました。

「キングカズ」という愛称は、1993年カタール新聞の英国人記者が名付けたものでした。

そして三浦知良さん本人がこの愛称を気に入り、自ら積極的に使い始めたことで日本でも定着したのです。

興味深いのは、普通なら恥ずかしくて自分では言えないような「キング」という大それた愛称を、本人が堂々と名乗ったという点ですね。

これは三浦さんの自信と、サッカーに対する揺るぎない情熱の表れと言えるでしょう。

ブラジルでの下積み時代から積み重ねてきた実績があったからこそ、「キング」という称号を自ら名乗る資格があったのかもしれません。

58歳という還暦も目前の今でも現役を続ける三浦知良さん。

まさに「キング」の名にふさわしい、日本サッカー界の永遠のレジェンドですね!

それでは、ありがとうございました!

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