青山学院は何故強いのか?3年連続優勝・記録塗り替えまくりの強者育てる力とは?

第102回箱根駅伝で青山学院大学が史上初の同一大学2度目の3連覇を達成しました。

10時間37分34秒という驚異的な新記録を打ち立て、昨年の記録を4分近くも縮める快挙を成し遂げたのです。

1区16位からの大逆転劇、往路新記録、そして復路の安定した走り。

青山学院は何故強いのかその圧倒的な強さの秘密に迫ります!

それでは早速本題に入りましょう !

目次

青山学院は何故強いのか?

青山学院大学の強さは一体どこから来ているのでしょうか。

多くの駅伝ファンが抱くこの疑問には、明確な答えが存在します。

青山学院の強さの核心は、スカウティング、独自の育成メソッド、そして選手層の厚さという3つの柱にあるのです。

まずスカウティングについて見てみましょう。

青山学院の新入生は毎年5000m平均タイムでトップクラスを獲得しています。

箱根駅伝で6年間連続2位以内という実績が、有望な高校生ランナーを引きつける大きな魅力となっているのです。

さらに興味深いのは、原晋監督が「少しチャラい」ブランドイメージを戦略的に活用している点でしょう。

スカウティング基準に「イケメン」要素を加味するという独自のアプローチは、他大学にはない青山学院ならではの魅力を生み出しています。

次に育成メソッドですが、原監督さんの「自走型選手」育成が核心となっています。

フィジカルトレーニング「青トレ」では、単なる「やり方」ではなく「目的」を教えることで、選手が自ら考える習慣を植え付けているのです。

冬場の「月1ハーフ」強化で20km超の対応力を磨き、選手層23人(10000m29分未満)をピーキングで本番に最適化させています。

そして選手層の厚さこそが、青山学院の最大の武器と言えるでしょう。

登録上位10人の10000m平均タイムは28分29秒40で駒澤大学に次ぐ記録ですが、29分未満の選手数では他大学を圧倒しています。

スカウティングの成功に加えて、青学大は「育成力」もある。その結果、②どこよりも厚い選手層が完成した。

出典:JB Press

この厚い選手層から調子のピークにある選手を選抜できることが、青山学院が安定して強い理由なのです。

青山学院 3年連続優勝

第102回箱根駅伝で青山学院大学は、史上初となる同一大学2度目の3連覇という偉業を達成しました。

この快挙がどれほど凄いことなのか、詳しく見ていきましょう。

青山学院は往路新記録5時間18分08秒をマークし、復路でも安定した走りで総合優勝を達成しました。

総合タイムは10時間37分34秒という驚異的な新記録です。

この記録の凄さは、昨年の第101回大会と比較すると一目瞭然でしょう。

第101回大会では10時間41分19秒で優勝していましたが、今回はそれを4分近くも縮める快挙を成し遂げたのです。

4分という差は駅伝の世界では圧倒的な差と言えます。

第102回大会で特に印象的だったのは、1区16位からの大逆転劇でした。

エースの黒田朝日さん(4年)が5区で1時間07分17秒の区間新記録を樹立し、一気に首位に躍り出たのです。

4区の平松享祐さん(3年)は「朝日さんが待ってる」という声援で踏ん張り、黒田さんに繋ぐ粘りの走りを見せました。

黒田さんは原監督さんから「新・山の神」と絶賛される活躍を披露したのです。

復路でも青山学院の強さは際立っていました。

6区では1年生の石川浩輝さん(長野・佐久長聖出身)が山下りで区間3位の好走を見せ、後続を突き放します。

7区の佐藤愛斗さん(2年)も区間3位でリードを維持し、チーム全体で全区間8位以内を確保するという安定感を発揮しました。

過去には第101回大会で10区の小河原陽琉さん(1年)がトップでゴールテープを切るなど、若手選手の活躍も光っています。

青山学院の記録塗り替えまくりの強者を育てる力

青山学院大学が次々と記録を塗り替え、強者を育て続けられる理由は何でしょうか。

その答えは、原監督が確立した独自の育成システムにあります。

青山学院の育成力の本質は「自立した選手を育てる」という教育方針にあるのです。

原監督さんが導入した「青トレ」というフィジカルトレーニングは、単なる筋力強化プログラムではありません。

「このトレーニングは何のためにやるのか」という目的を選手に理解させることで、自ら考えて行動できる選手を育成しているのです。

これは他大学の「やり方」を教える指導法とは一線を画す、青山学院独自のアプローチと言えるでしょう。

冬場の「月1ハーフ」強化も、青山学院の育成力を支える重要な要素です。

箱根駅伝は20km超の長距離区間が多いため、ハーフマラソンの距離に慣れることが不可欠なのです。

この地道な積み重ねが、本番での安定した走りに繋がっています。

さらに注目すべきは、ピーキング技術の高さでしょう。

29分未満の選手が23人もいる厚い選手層の中から、調子のピークにある選手を的確に選抜できる能力は、原監督の長年の経験と観察眼によるものです。

つまり原監督の選手の調子を理解する力の高さと言えますね。

この選抜システムが、常に最高のパフォーマンスを発揮できるチーム作りを可能にしています。

過去の名選手たちも、この育成システムから生まれました。

第101回大会で6区区間新記録を出した野村昭夢さんや、安定した走りでチームを支えた多くの選手たちが、青山学院の育成力を証明しています。

そして現在の黒田朝日さんのような「新・山の神」も、この環境があったからこそ誕生したのです。

興味深いのは、青山学院の育成方針が「自立教育」という視点を重視している点でしょう。

これは他大学の分析にはあまり見られない、青山学院独自の差別化ポイントなのです。

選手たちが自分で考え、判断し、行動する力を身につけることで、プレッシャーのかかる本番でも冷静に走れる強さが生まれています。

つまり、大学生をプロ選手のように扱う姿勢、とも言えますね。

導くというよりも、進むべき方向を理由と共にさし示し、自らの足で進む力を養う教育理念が、これだけの強者たちを育てたのです。

まとめ!

今回は、青山学院は何故強いのか、3年連続優勝そして記録塗り替えまくりの強者を育てる力についてお伝えしてきました。

青山学院大学の強さは、偶然ではなく必然でした。

戦略的なスカウティング「自立した選手」を育てる独自の育成メソッド、そして圧倒的な選手層の厚さという3つの柱が、史上初の同一大学2度目の3連覇を支えていました。

特に印象的なのは、原監督さんの「目的を教える」という教育方針でしょう。

単に速く走る技術を教えるのではなく、なぜそのトレーニングをするのかを理解させることで、選手たちは自ら考え成長していくのです。

この「考える力」こそが、プレッシャーのかかる箱根駅伝という舞台で、冷静に自分の力を発揮できる秘訣なのかもしれません。

10時間37分34秒という新記録は、青山学院の育成システムが正しかったことを証明しています。

黒田朝日さんをはじめとする選手たちの活躍は、このシステムから生まれた結果なのです。

青山学院の強さは今後も続くでしょう。

なぜなら、彼らは「勝つ方法」ではなく「強くなる方法」を知っているからです!

それでは、ありがとうございました!

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